製造業の社長さんはどうしてもITが苦手、製造業ですから。モノを製造するのはプロフェッショナルですが、ITとなると….
当然です。逆に私たちのようなIT事業者はモノの製造なんて…

そこで登場するのがMTブレインさんのようなITに精通した中小企業診断士さんたちです。

でも苦手意識がる人に「CIO」を理解してもらうのは、ハードルが高い…

そんな思いで山口社長はご相談に来られました。

実は当初私たちも「社外CIO」？？って感じでした。
お話を聞けば理解できましたが、この話を中小企業で製造業の多忙な社長さんに簡単に説明するのは….

社長さんはどなたもお忙しい、丁寧に説明している時間はない。でもきちんと説明して理解してもらわないと…

ディレクターである白波瀬が思ったのが、「時間がないというがほんとにそうか？」でした。
興味のあること、自社の利益や発展につながることなら「時間を割いてくれる」のではないか？そう思ったそうです。

だったら、きちんと説明するページでいいのではないか？ただ、興味を持ってくれるか、注意を引けるか？という問題だけクリアにしたい。
そこで、白波瀬が提案したのは、誰でもとっつきやすい漫画形式でありながら、きちんと説明できているページでした。
しかもキャラを立たせて、インパクトを出して、興味を引くという戦略です。アメコミ風の画風にするが完全に漫画にするとビジネスっぽくないのでスルーされる可能性が高いから、文章でもきちんと説明する、それも対話形式の方が読みやすいので、対話形式で。それでできたページが下記ようなページでした。

漫画は日本人なら親しみやすいコンテンツです。
誰しもなにかしら子供の時に読んだはずです。大人になっても読んでいる人も少なくはないはずです。

難しい内容であったり、とっつきにくい内容であったり、関連するけど興味を持ってもらえそうにない目新しいものを伝えるのには、うってつけの表現方法ですよね。（ただし広告に使っちゃうと急に胡散臭くなるのでご注意を！）

今回の例も同じでした。社外CIOサービスというあまり浸透していないサービスに興味を持ってもらい内容をわかってもらうのに漫画テイストというのがピッタリでした。忙しい人でも自分や自社の成長につながると思えば、きっちりと読んで理解する時間を作ってくれるのです。

どう表現するか？というだけの問題なんです。