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「ホームページって、うちみたいな小さい会社にも必要なんかな?」
そんな声を、23年間たくさんの中小企業の経営者さんから聞いてきました。SNSも普及して、「インスタだけでいい」「Googleビジネスプロフィールがあればいい」と感じている方も多いかもしれません。
答えを先に言ってしまうと、必要かどうかは”あなたの会社がどう見られたいか”次第です。ただ、正直なところ、今の時代にホームページを持たないということは、かなりのリスクを抱えることになります。
今回はメイクイットプロジェクトが23年間、大阪を中心に中小企業や個人事業主さんのホームページ制作に関わってきた経験をもとに、「中小企業にホームページが必要な理由」を集客・信頼・採用という3つの視点で正直にお伝えします。
ホームページがない会社は「地図にない店」と同じ
少し前まで、「うちは紹介だけでやっていけてる」という会社さんも多くいました。でも今はどうでしょう?紹介された人が、まず何をするか考えてみてください。
「紹介してもらった会社、ちょっとGoogle検索してみよう」
これが当たり前になっています。そのとき、ホームページがなかったら?もしくは、あっても数年前のまま放置された古い情報しか載っていなかったら?
「あれ、本当に大丈夫な会社かな…」となってしまうんです。紹介という最強の営業手段さえも、ホームページ次第で台無しになりかねない時代です。

集客の視点:眠っている間も営業してくれる存在
中小企業の多くは営業リソースが限られています。社長が自ら営業し、現場もこなしている、というケースも珍しくない。そんな会社にとって、ホームページは24時間365日休まず動いてくれる営業担当です。
検索からの新規顧客獲得
「大阪 ◯◯ サービス」「◯◯ 相談 大阪」——そういったキーワードで検索してきた人は、今まさにその課題を抱えて、解決策を探している人です。チラシや看板と違い、向こうから探してきてくれる。これがWeb集客の大きな強みです。
ただし、ここで重要なのが「作るだけでは意味がない」ということ。コンテンツが薄い、情報が古い、スマホで見づらいホームページは、むしろマイナスの印象を与えることもあります。
SNSとの役割の違いを理解する
「インスタやってるから大丈夫」という声もよく聞きます。でも、SNSとホームページはそれぞれ役割が違います。
| SNS(Instagram・X など) | ホームページ | |
|---|---|---|
| 強み | 拡散力・フォロワーとの関係構築 | 信頼感・詳しい情報提供・SEO |
| 弱み | 投稿が流れる・アルゴリズムに左右される | 自力でアクセスを集める必要がある |
| 向いている用途 | 日常発信・認知拡大 | サービス詳細・実績・問い合わせ窓口 |
どちらかで十分、ではなく、SNSで興味を持ってもらい、ホームページで信頼してもらって、問い合わせにつなげるという流れが理想です。<br>
信頼の視点:ホームページは「デジタルな名刺」以上のもの
名刺を渡すとき、汚れたぼろぼろの名刺を出す人はいませんよね?ホームページも同じです。ただ存在するだけでなく、「どんな会社か」「何が得意か」「どんな人が運営しているか」を伝えられるかどうかが大事です。

取引先はホームページを見ている
B to Bのビジネスをされている方はとくに実感があるかと思いますが、新規取引の際、担当者がほぼ確実にホームページを確認します。会社概要・実績・代表者の想い——これらがしっかり掲載されているかどうかが、「信頼できる会社かどうか」の判断材料になります。
公的機関の入札や補助金申請でも、ホームページの有無・内容が審査に影響することがあります。
「らしさ」が伝わるホームページが強い
ここからはメイクイットプロジェクトの話になりますが、私たちが一番大切にしているのが「らしさ」です。
どこにでもある「きれいなだけのホームページ」は、もう信頼を生みません。その会社のストーリー、代表者の人柄、こだわり、お客さんの声——そういった「その会社にしかないもの」が見えるホームページこそが、ユーザーの心を動かし、問い合わせにつながります。
「カッコいいデザインのホームページを作ったけど、全然問い合わせが来ない」という相談を本当によく受けます。デザインの良し悪しよりも、「読んだ人がどう感じるか」「信頼してもらえるか」が大事なんです。
採用の視点:求職者は必ずホームページを見る
人材採用に困っている中小企業は多いです。求人を出しても「応募が来ない」「来ても合わない人ばかり」という声も聞きます。
実は、求職者のほぼ全員が応募前にホームページを確認します。
求人票だけでは伝えられない「この会社の雰囲気」「どんな人が働いているか」「代表はどんな人か」——こういった情報がホームページに載っていると、ミスマッチを減らして、本当に合う人に応募してもらいやすくなります。
逆にホームページがない、または古くて情報が少ないと、それだけで「応募をやめておこう」という判断をされてしまうことも。採用コストを考えると、これは大きな損失です。

「作ったけど効果がない」ホームページは何が違うのか
ここまで読んで「それはわかった、でも作っても意味なかった」という方もいるかもしれません。その場合、以下のどれかに当てはまることが多いです。
1 「らしさ」がない
やれ検索順位(SEO)だ、AIに紹介してもらわないとダメだ、など自社や商品の事が蔑ろになってしまっているサイトになっている。もしくは生成AIで作ったサイトやノーコードツールでご自身で作ったサイトや定額制で安価で作ったサイトには個性、「らしさ」がありません。個性、らしさというのは自社や商品の特徴だけではないです。「熱量」がないので、なにも感じないスルーされてしまうサイトということです。
2 情報が少ない・古い
サービス内容、料金の目安、実績、スタッフの顔——これらがないと、ユーザーは「よくわからない会社」と判断して離脱します。
3 スマートフォン対応ができていない
今や検索の7〜8割はスマートフォンです。スマホで見づらいサイトは、それだけで離脱率が跳ね上がります。
4 「作って終わり」になっている
ホームページは公開した日がゴールではありません。定期的な情報更新、ブログの発信、SEO対策——継続的に育てていくことで、はじめて集客につながります。
5 「誰に向けて作ったか」が不明確
「とりあえず会社の情報を載せた」だけのホームページは、誰にも刺さりません。ターゲットを明確にして、その人が「この会社に頼みたい」と感じる構成・コンテンツにする必要があります。<br>
小規模事業者こそ、ホームページで差がつく
中小企業庁のデータでは、ホームページを開設している割合は中規模企業で約8割に対し、小規模事業者では約4割にとどまっています。
この数字は、裏を返せばチャンスです。小規模事業者が競合の少ない検索環境でしっかりしたホームページを持つことは、Webマーケティングの大きな優位性につながります。
大手と同じ土俵でやり合う必要はありません。「大阪西区の◯◯専門」「中小企業のブランディングに特化」といったニッチな切り口で、検索上位を狙うことは十分に可能です。
ホームページを大事にしない会社は成長しない
ただホームページがあればいい。という人もたくさんいらっしゃいます。生成AIでさくっと作ったり、安価な定額制で作ったり、ノーコードツールで簡単に作ったりと誰でもホームページは作れる時代でもあります。でもご自身の「大事な会社」「思い入れのある商品」「社会を変えようとする事業」なのに、そんな簡単でいいのですか?安価でいいのですか?
心もこもっていない「利益だけ生むような事業」ならできるだけコストは抑えて、どんなホームページでもいいので、うわべの営業とどっかでみたような仕組みだけ回して、利益が出てきたら売却。なんていう商売もやっている人もいますが、このページを見ている方はそんな薄っぺらな人じゃないと思います。
テキトウなホームページの会社は事業も想いも適当です。テキトウなオンランショップやブランドサイトは商品も粗悪品です。というのは大袈裟ですが、そう見られても仕方ないということはご理解いただきたいです。
予算が無かったからということもあるかと思います。
そんな時は私たちにご相談ください。
予算が無いなら、無いなりのやり方や進め方、見せ方があるかと思います。
どうか諦めず、ご相談ください。
まとめ:ホームページは「ツール」ではなく「経営の武器」
集客・信頼・採用——この3つはどれも、中小企業が今直面している課題です。そしてこの3つ全てに、ホームページは関わっています。
「あった方がいいもの」という時代はとっくに終わっています。今は「ないと損をする」どころか、「ないと機会を失い続ける」時代です。
ただ、ホームページは「作ること」がゴールではありません。その会社の「らしさ」が伝わり、見た人の心が動いて、問い合わせにつながる——そういうホームページを、一緒に育てていくことが大事だと私たちは考えています。
「今のホームページが不安」「これから作りたいけど何から始めればいいかわからない」という方は、ぜひ一度メイクイットプロジェクトにご相談ください。専門用語なしで、丁寧にお話を聞かせてもらいます。

2003年に大阪でフリーランスとして独立。様々な業種の中小企業のホームページやオンラインショップを制作する。その他にも広告物や販促物のデザインを担当。
現在はホームページ制作だけではなくマーケティング、ブランディング中小企業の売上と集客に貢献しています。
資格:ブランドマネージャー2級/マーケティング検定/
趣味:キックボクシング、ジョギング、食べ飲み歩き
